こんにちは。シアーズホームの吉野です。
以前、注文住宅と建売住宅の特徴として契約から引き渡しまでの期間の違いや間取りの自由度についてお話ししました。
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新学期を迎える前に!注文住宅と建売住宅、引っ越しまでのスケジュール
今回は、注文住宅と建売住宅の支払いの違いと、注文住宅購入の際に利用される“つなぎ融資”と利用する際のポイントについてお話ししたいと思います。
支払い方法の違い
建売住宅でも注文住宅でも多くの方は住宅ローンを組んで支払います。2つの違いは支払いのタイミングです。建売住宅は、契約後の契約金(手付金)とお引渡し後の最終金の2回に分けて支払いをするのが一般的です。
注文住宅はこれとは異なり、物件が完成するまでに契約金(手付金)・着工金・上棟金・最終金など3~4回に分けて支払いを行います。また、これは住宅会社との契約についてですが、土地を購入して注文住宅を建てる場合は、土地の売主に手付金や決済金も払わなくてはいけません。そのため、注文住宅を建てる場合は5~6回に分けて大金を支払うことになります。
しかし、ここで問題になるのは、住宅ローンを申し込んでも、実行されるのは家の引き渡しを受けた後になるため、契約金や着工金、上棟金を支払うタイミングには間に合わないことがあるんです!
つなぎ融資とは
契約金や着工金、上棟金を自己資金では賄えない場合に必要になるのが、つなぎ融資です。このつなぎ融資とは、住宅ローンを申し込んで実行されるまでの間に発生する支払いをつなぐ資金のことです。
つなぎ融資を借りている間は元金の返済はまだ必要なく、住宅ローンが実行された際にその中から支払われます。つなぎ融資が開始されて、ローンの実行までは毎月利息のみを支払っていくことになります。
つなぎ融資の注意点
つなぎ融資の利息は住宅ローンの金利に比べて高めに設定されているため、借りている期間が長ければ長いほど高い利息を支払うことになります。
そのため、できるだけつなぎ融資を借りる期間は短くしたいものです。自己資金があれば、土地購入と住宅会社との契約金、着工金までは自己資金で賄って上棟金からはつなぎ融資を利用するということも可能です。
自己資金がない場合は、土地を購入してから、着工するまでの期間をできるだけ短くすることがポイントになります。この土地購入から着工までには、間取りの決定や、仕様の決定など時間のかかる家のプラン作成が入ってきます。そのため、期間を短くするためには土地を探すより先に住宅会社を決定し、住宅会社に土地を探してもらって、ある程度プランを固めてから土地を購入することをお勧めします。
まとめ
今回は建売住宅と注文住宅の支払いの違いと、つなぎ融資についてお話ししました。
それぞれの支払いのタイミングや金額は住宅会社によって異なりますし、つなぎ融資が利用できない金融機関もありますのでそれぞれ確認しておくことをお勧めします。
シアーズホームでは、資金計画や住宅ローンのご相談だけでなく、土地探しのご相談も受け付けています。
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