こんにちは!シアーズホームの丸本です。
いよいよ2016年4月から電力の小売自由化が始まりますね。それに伴ってPPS(特定電気事業者)の動きも活発になってきました。
そこで本日は今後の一般家庭の電気事情についてお話します。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の買取価格は今後どうなる?
固定価格買取制度による2015年度の住宅用太陽光(10kw未満)の買取価格は最大で35円/kwh(税込)となっています。また2016年度の買い取り価格ですが、2013年度が38円、2014年度は37円、2015年度が最大35円と徐々に下がっていることを考えると、1~2円程度下がるとの見方が強いようです。
PPS(特定電気事業者)に売電すれば、ほとんどの業者が上記の価格に+1円で買い取ってくれるようですので、そちらを選択するのもありですね。
買取期間が終了したあとは?
住宅用太陽光(10kw未満)の買取期間は10年となっていますので、それ以降はその時点での買取価格で引き続き売電する(買取制度自体が無くなる可能性もあります)か、蓄電池などを購入し自宅に溜めておくという2通りの方法が考えられます。
現在の蓄電池の価格は?
ネットで蓄電池の価格を調べてみると、有名メーカーの製品は130~250万円程度(※2016年1月時点)。
ざっと新車一台分くらいの値段ですが、太陽光パネルと比べると普及率はかなり低くなります。普及率が低いのは、一般の方にとってまだ価値を感じる価格ではないということが理由の一つだと思います。
約41万円で買える家庭用蓄電池「パワーウォール」
そんな中でアメリカのテスラ・モーターズが開発した家庭用蓄電池「パワーウォール」が注目されています。
一般家庭の一日に必要とされている電力は7~10kw程度と言われていますが、テスラの場合は容量10kwのモデルを3500ドル(日本円で約41万円)という安さで売り出しているからです。供給数の問題からまだ日本国内での発売の目処は経っていないようですが、1~3年以内には実現するのではないかと思います。
液晶テレビやダウンジャケットも一昔前は一部の人しか持っていない高級品でしたが、今では誰もが当たり前に持っている時代です。蓄電池も数年後は一家に一台が当たり前になるかもしれませんね。
テスラのパワーウォールはコチラから
https://www.teslamotors.com/jp/powerwall
いかがでしたか?
本日は太陽光発電と蓄電池についてお話させて頂きましたが、そもそもこのような設備を導入する目的は光熱費削減のためという方が多いと思います。そのためには、住宅の高い断熱性・気密性が求められます。電気を効率よく使えるシステムがあっても、夏も冬もエアコン代が高くなってしまう家だと意味がありませんからね。
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丸本