家には建物以外に掛かる費用があります。もちろん家づくりにかかる費用で最も大きいのは本体の工事費ですが、その他に掛かる費用のことも忘れてはいけません。
忘れていると最初に考えていた予算よりも大きくオーバーするかもしれませんし、土地の変更や建物の変更も考えないといけなくなります。
では実際に建物以外にかかる費用はどんなものがあって、どのくらいかかるのかをみていきましょう。今回は付帯工事費を中心にみていきます!
忘れてはいけない付帯工事費・諸費用
本体以外にかかる費用として、付帯工事費と諸経費があります。実はこの二つの費用が意外と高くて、全体の費用の約30%を占めると言われています。
(あくまでも目安の数値です。土地によって大きく変わります。)
こんなに費用が掛かると、本体の費用だけで家が建つと考えていると予算オーバーになってしまいますね。
付帯工事費ってなんの費用?
では家づくりにかかる費用の約20%を占めている付帯工事費って何の費用でしょう。
付帯工事費には以下のような費用が含まれます。
解体・造成工事費用
もともと建っている家の解体費用や土地の造成工事をする場合にこの費用が掛かります。新しく土地を購入する場合だとこの費用は掛かりません。
特殊基礎工事
この工事費は地盤が軟らかい場合に必要になってきます。一度土地で地盤調査を行った後に、地盤改良工事や杭を打つ工事を行います。
地盤調査の結果によって必要な場合と不要な場合があります。
インテリア関連費用
本体費用の中に、照明費用やカーテン・カーテンレールなどの費用は含まれておりません。家具や家電は今まで使っていたものをそのまま使う事がありますが、やはり部屋の大きさも変わるので新調することが多いです。特に、カーテンは今までの住まいと大きさが変わるので、新しく購入する必要があります。
外構費用
家の周りをブロックで囲ったり、玄関側をおしゃれにみせるための工事がこの外構費用です。また、庭を作ったりする費用もこの外構費用に含まれます。外構にどれだけこだわるかでこの費用は大きく変わってきますが、付帯工事費の中で占める割合が最も高いのがこの外構工事費です。
以上が付帯工事費に含まれる内容です。土地によってはその他の工事が必要になる場合がありますが、今回紹介した費用を抑えておけばある程度は大丈夫です。
付帯工事費は家本体に比べて、削ったり無くしたりすることはできません。もし今考えている予算にこの付帯工事費が含まれていない場合は、予算を見直すか、本体の金額を落とす必要があります。家づくりを始める際は、家づくり全体に掛かる費用を把握したうえで話を進めるようにしましょう。
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島田