みなさん子どもの教育費っていくらかかるかご存知ですか?
平成27年に行われた、文部科学省の『子供の学習費調査』で、授業料や入学金、学用品費、通学費、遠足代などの「学校教育費」、「学校給食費」、
学習塾や習い事などの「学校外活動費」の合計がいくらくらい使われているのかの調査が行われました。
この調査で子どもが高校を卒業するまでにいくらくらい教育費がかかるのかがわかります!
下のグラフは、幼稚園から高校まで公立に通うか、私立に通うかでかかる教育費をまとめたものです。
平成26年度の調査によると、公立と私立で年間の平均額に大きな開きがあり、
公立と比べて私立に通学させた場合は、幼稚園で2.2倍、小学校で4.8倍、中学校で2.8倍、高校で2.4倍多くかかっています。
特に小学校で大きな開きが生じています。小学校は授業料が公立は無料であるのに対し私立では年間約47万円かかることに加え、
学校外活動の学習塾などの学校外の費用も多くかかっています。
中学校になると公立でも学習塾などの費用がかかるようになるため、小学校よりも開きが縮まっています。
さらに、幼稚園から高校まで15年間の総額で教育費を見ると、すべて公立で学んだ場合は約523万円(ケース1)に収まりますが、
すべて私立で学んだ場合は総額で約1770万円(ケース6)になり、3.4倍多くかかることになります。
ただし、実際には、幼稚園は私立、小学校・中学校は公立、高校で公立か私立に分かれる「ケース2」か「ケース4」が多いので、
15年間で約609万円~約784万円かかることが多いです。
子どもの教育費ってこんなにかかるってご存知でした?
お子さんが生まれたときから少額ずつでも貯蓄を続けて、
高校や大学など教育費の負担が重くなる時期にまとまった額の貯蓄ができるようにでまかなえるようにしておくことがポイントです!
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島田