こんにちは!シアーズホームの丸本です。
最近「マイナス金利」という言葉をよく耳にしませんか?
職場の同僚数人に聞いてみると、「言葉は知ってるけど中身は知らない」という回答がほとんどでした。
そこで本日は「住宅を買う自分にとって影響がありそう。でも実際よく知らない。」という方に、2分で分かるように解説します。
マイナス金利が住宅購入者に与えるメリットは?
マイナス金利が導入のメリットは住宅ローンの金利が下がることです。金利が下がれば住宅ローンの負担も減ります。
これから家づくりをされる方にとっては嬉しい話ですね。
実際にメガバンクやソニー銀行などが一部の住宅ローン金利を引き下げました。
“住宅ローン金利下げ相次ぐ 三井住友銀やソニー銀
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC15H1C_V10C16A2EE8000/
出典:日本経済新聞オンライン“
なぜマイナス金利で住宅ローンの金利が下がるのか
マイナス金利で住宅ローンの金利が下がる理由は、銀行の貸出額が増えるからです。銀行の貸出額が増える理由は、資金を日銀に預けているとマイナス金利でお金を取られてしまうから。
「日銀に預けてお金を取られるくらいなら、低利でも消費者に貸したほうが儲かる」というのが民間銀行の考えです。
※今回導入されたマイナス金利政策は、この民間銀行が日本銀行に預けているお金にのみ働きます。
マイナス金利が消費者に与えるデメリットは?
逆にデメリットは銀行預金の金利が下がることです。なぜ預金金利が下がるのか。それはマイナス金利によって民間銀行の収益力が下がるので、預金金利に回すお金も少なくなるからなんです。
ただ、銀行の預金金利で儲けようとしている方はほとんどいないでしょう。だから個人的には大したデメリットではないと思います。
例えば、預金金利0.025%の口座に100万円を預けていると、年に250円の利息がもらえます。この預金金利が0.001%に下がったとすると、利息は年に10円になります。その差は年間で240円。
缶コーヒー2本分、ATM手数料1~2回分というところでしょうか。これぐらいの差ならお金は銀行に預けていたほうが安心ですよね。銀行強盗が起きても私たちの預金は減りませんが、家の金庫が盗まれたら誰も保証してくれないので。(笑)
いかがでしたでしょうか
マイナス金利政策は、民間銀行が日銀に預けているお金を市場に流通させて、景気を良くしようというのが狙いです。
「住宅ローンの金利が下がる、預金金利も下がる。」
基本的にはこの2点を知っておけば問題ありません。
これから注文住宅を建てる方には大きくプラスに働きます。「2~3年後に・・・」と考えている方も思い切って家づくりを始めてみてはいかがでしょうか。
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
丸本