解体工事は大きな機械を使用し、大規模な工事となりますので近隣トラブルになることも多いです。
最悪の場合は、工事を中断しないといけないということもあります。
解体工事は自分たちの都合で行うものですので、その近隣に住む人達にとってありがたいことではありません。
解体工事を行う際にしっかりと近隣の方々へ挨拶をし、工事に対する理解を得ることがとても重要です。
でも、工事前の挨拶は誰がすれば良いのか?どんな内容で、何を渡せば良いのか?どのくらいの範囲まで挨拶するべきなのか?
など、わからないことはたくさんありますね。そこで今回は、近隣の方々に気持よく思っていただけるご挨拶についてご紹介します。
解体工事をすることで起こる被害
それではまず、解体工事をすることで実際にどのような被害がでるのかをみていきましょう。
騒音や振動
まず第一に思い浮かぶのが騒音と振動だと思います。
家屋の基盤は地中深くまでありますから、それを掘り起こす際近隣の地面も揺れてしまいますし、
大きな機械を使っている以上騒音が発生するのを完全に防ぐことはできないのです。
埃や粉じん
解体を行う際に、もともと家屋の中に溜まってしまっていた埃や、木材などを壊す際に発生する粉塵が風によって飛散してしまい、
近隣の洗濯物や、駐車されている車を汚してしまうことがあります。
害虫
解体工事の施工中や、施工前の片付けの段階などで、家屋に潜んでいたゴキブリなどの害虫がその家から脱走し、
近くの家の中に入っていってしまうことがあります。
これらの被害を最小限に抑えるために解体業者も努力はしますが、どうしても避けられないこともあります。
そのため、やはり解体をする際には、近所の方に理解してもらう必要があります。
近所の挨拶はいつ行くべき? どこまですべき?
挨拶はいつ行くべき?
近隣への挨拶は、2,3日前に行くのがいいでしょう。
早めに行っても忘れてしまうかもしれないし、前日や当日に行っても対応ができずに迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、2,3日前に行くのがちょうどいいでしょう。
どこまですべき?
挨拶はどこまですればいいのかという決まりはありませんが、最低限挨拶するべきなのは、解体する家屋の隣の家、向かいの家、裏の家です。
ほかにも、迷惑を被るだろうと予測できる家屋にはご挨拶に伺った方が良いでしょう。
その際、簡単な手土産と挨拶文を持っていくようにしましょう。
挨拶文には最低限
・工事の期間
・工事の時間帯
・解体工事業者の連絡先
を記入しておきましょう。
まとめ
近所トラブルになりやすい解体ですが、どのような被害が出る可能性があるのかを理解し、あらかじめ連絡しておくことで
トラブルを最小限に抑えることができるのではないでしょうか。
解体業者に全て任せるのではなく、施主もしっかりと責任をもって行動するようにしましょう。
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
島田