「一緒に住むのは嫌だけど、心配だから親の近くに住んでおきたい。」家づくり、土地探しを始めるときにこんな風に考える方は多いのではないでしょうか。このように、一緒には住まないけど、親、子世帯の近くに住むことを「近居」と言います。今回は、最近注目されている「近居」についてご紹介していきます！
近居とは
国土交通省によると、近居とは「住居は異なるものの、親世帯と子世帯が日常的な往来ができる範囲に居住すること」とされています。明確な数値による定義はなされていませんが、「およそ半径2km以内、徒歩約30分、車で約10分」ほどの距離感が一般的な目安とされ、そのライフスタイルがもたらす様々な影響が今、注目されています。
近居の良さ
近居には「何かあった時に駆けつけられる」や「子世帯の子育てをサポートしたい」などの良さがあります。その中でも特に多いものをまとめてみました。
１位 何かあったときに駆けつけることができる
２位 日常的な繋がりがあったほうが楽しい
３位 適度な距離があったほうが気楽
子世帯が親世帯のことを心配して、近くに住んでおきたいと思われている方がとても多いです。毎日一緒に暮らすのは気を使って疲れそうだけど、週に１度くらいはお互いに顔を合わせておくとやっぱり安心できますよね。
子供、親世帯のことも考えて近居に
近居では、子は親の家事や介助・介護など生活を援助し、親は子の育児を手伝うことで女性の就労も支援することができます。そうした相互に助け合う関係性を築くことで、子育てをしやすい環境をつくることもできます。近居は互いにとてもメリットがあることです。これから新しく土地を探そうと思われている方は、まず初めに実家の近くに気にいる土地がないか探してみてはいかがでしょうか。
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島田
