高齢者が住みやすい家を考えることは、今現在高齢者の方と一緒に住まわれている方のみが
考えないといけない問題だと思っていませんか?
これから新築住宅を建ててその家には20年、30年と住むことになると思います。
30年も経つと、今30歳の方が60歳、40歳の方が70歳になりますよね。
これから長い期間住むことになる家ですので、自分が歳をとった時に備えた家づくりも考えておくといいです。
そこで今回は高齢者になっても住みやすい家のポイントを紹介します。
高齢者も住みやすい家とは
日常的な動作の妨げとなるものを排除
「開けにくい重い扉」やスムーズな移動を妨げる「段差」や「狭い廊下」が生じないようにすることで、生活しやすい空間となります。
また、寝室とトイレを近くに配置することも住みやすい家となるポイントです。
事件と成りえるものの排除
転倒の可能性がある「床の段差」や「滑りやすい床材」、ヒートショックを招く恐れがある「部屋間の温度差」、
誤操作の危険性がある「複雑な設備機器」などは極力使用しないようにしましょう。
部屋別でのポイント
洗面所
洗面台は、椅子に座っても使用できる高さにしておきましょう。
また、収納スペースは、常に手の届く範囲で計画をしておくことが大事です。高い位置に配置しすぎると、物が落下して怪我の原因となります。
浴室
浴室の扉は、アクリルガラスなどの割れにくい素材を選びましょう。
またぎやすい高さの浴槽を選んだり、腰掛を設置するなど、洗い場と浴槽との移動に配慮が必要です。
浴槽は滑って転倒する危険性がありますので、滑りにくく、乾きやすい床を選びましょう。
これから家づくりを考えている方は、何十年後も不自由なく過ごせる家にしたいですよね。
家づくりの際に20年後、30年後の自分の生活を想像することを忘れないようにしましょう。
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
島田