こんにちは。シアーズホームの吉野です。
家を建てるとき、“いくらで家が建てられるのか”ってとっても気になるところですよね。家づくりには、かなりの金額がかかります。金額が高い分、何にお金を払っているのか・どこにお金がかかるのかということは把握しておきたいですよね。今は、住宅会社に見積もりをもらったり、ネットで見積もりができる住宅会社もありますが、そこに書かれている金額だけで家が建つとは限らないこともあるんです。
今回は、家づくりにはどんなお金がどの程度かかるのかをお話ししたいと思います。
“家づくりの総額”には何が含まれてるの？
家づくりにかかるお金は建物の本体工事費用や別途工事費といった建築費、そのほか税金や手数料などの諸費用が全体の５～10％程度かかります。この諸費用、甘く見てはいけません。例えば2000万円の家を建てるなら、諸費用だけで100～200万円もの金額になってしまうんです。
家を建てる土地を持っていない場合は、さらに土地の購入費や土地の購入に対する諸費用がここにプラスされます。
これらすべてを足したものが“家づくりの総額”になるんです。
別途工事費にはどんなものがあるの？
建物本体価格以外にかかる別途工事費用には以下のようなものがあります。
✅給排水衛生設備工事費
✅屋外給排水工事費用
✅ガス工事費
✅外構工事費
✅照明・カーテン費用
✅空調設備工事費用
✅特殊基礎工事費
✅解体工事費
これらは、付帯工事費と表記される場合もあり、含まれる項目も住宅会社等によって異なります。また、必ずしもすべての工事が必要ということでもないので、見積書等を見て何が含まれて何が含まれていないのか確認しておくと、あとから予算をオーバーした。なんてことを防げます。
諸費用に含まれるものって？
家づくりにかかる諸費用には以下のようなものがあります。
✅地盤調査費
✅仲介手数料
✅事務手数料
✅保証料
✅火災保険料
✅印紙代
✅祭事費
これらも住宅会社によって異なります。現在は、諸費用を含めて貸してくれる住宅ローンや、諸費用専用のローンなどもありますが、住宅ローンに比べて金利が高めだったりすることがあるので注意が必要です。
まとめ
今回は、“家づくりにかかる総額”に含まれる内容についてご紹介しました。注意していただきたいのは、住宅会社によって見積もりの出し方が異なる、というところです。
見積書の出し方にこれといった決まりがないため、AとBの住宅会社を比べた時、Aの住宅会社で出してもらった見積もりの方が安かったのに、諸費用が含まれていなかったため、100万円以上も総額がBより高くなってしまった。なんてことになりかねません。見積書は、どこまでが含まれている見積もりなのかを確認するようにしましょう。
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