熊本地震で半壊以上の被害を受けた家屋の解体・運搬・処理を被災者に代わって自治体がやってくれることになりました。
そこで今回は家屋解体の申請方法と家屋解体の流れをご紹介します。
家屋解体について
申請に必要なものは?
申請に必要なものは罹災証明書や家屋の登記簿謄本などが必要です。
他にも必要な書類が必要な場合がありますので詳しくは窓口にご相談ください。
住宅ローンを払い終わっていないけど解体していいの?
住宅ローンを払い終わっていない場合、資金を借りている金融機関が家の抵当権を持っています。
そのため、解体する場合は金融機関の同意が必要となります。
亡くなった親の家を解体、処分する場合は、相続人全員の同意を取る必要があります。
同意書を取る作業は申請者が行う必要があります。
申請後は全て自治体が行ってくれるのですか?
解体業者には市から依頼がいくようになります。
解体に入る前に、自治体と解体業者、申請者が解体する範囲を一緒に確かめる「現地立会い」があります。
その際に詳しい解体の日程なども伝えられます。
解体の順番はどうやって決まりますか?
解体の順番は基本的に申請の順番となります。
しかし、倒壊の危険がある家屋などは優先的に解体を進める場合があります。
すでに自費で解体してしまったのですが、お金は返ってきますか?
申請を受けて返金する仕組みがつくられますが、全額返金されるとは限りません。
各自治体は国の決定に基づき、解体費の「基準価格」に設ける方針ですのでこの金額が返済金額の上限になります。
すでに解体してしまった場合の申請方法は?
解体業者と交わした契約書とがれき処分までの工程を示したマニフェストが必要となります。
また、解体前後の写真も必要となります。
家屋解体の流れ(熊本市)
それでは解体は実際にどういった流れで進めていくのかを見て行きましょう。
①熊本市に申請
↓
②仮受付
↓
③抵当権者などの同意
↓
④申請受付
↓
⑤解体前の立会い確認
↓
⑥解体スタート
という流れで進んでいきます。
なんといってもまずは罹災証明が必要となりますので
罹災証明の申請・発行を行うようにしましょう。
熊本地震に伴う罹災証明書の発行は申請を受け付けている32市町村の全てで24日までに始まると発表しておりますので、まずは罹災証明の発行をお待ちください。
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
島田