こんにちは!丸本です。
今日は気づいているようで意外と気づいていない真実をお伝えします。
ご存知でしたか?「住宅は持ち主のために建てられる」ってことを
「そ、そりゃあそうでしょ。」なんて思いますよね。「じゃあ誰のために建てるんだ?」ってなりますもんね。
でも、もしあなたが今賃貸に住んでいて、住まいに対して色々不満があるんなら、原因はこれなんです。
「え、どういうこと?」
これから詳しく解説しますね。
注文住宅はそこに住む家族のため、賃貸住宅は貸主のために建てられる
例えば一戸建ての注文住宅なら、これからそこに住む家族のために建てられます。
もし子供2人の4人家族なら…
間取りは3~4LDK
リビングは4人でいても狭くないように16帖以上
水廻りは一ヶ所にまとめて家事がしやすいように
オープンキッチンにして家事をしながらでも家族の姿が見えるように
要望をまとめるとこんなところでしょうか。
それに対して賃貸住宅はというと、貸主(大家さん)のために建てられます。
貸主(大家さん)の要望をまとめるなら・・・
とにかく利回りを高くする
です。
利回りを高くするためには、「とにかく建築費を安くする」、「借り手がつくように広さや設備はそれなりにする」のが一般的です。
つまり、賃貸住宅は「そこに住む人の住みやすさ」より「利回りをいかに高くするか」に重点が置かれます。
一応補足しておきますが、私は何も賃貸住宅の貸主(大家さん)が「高い利回りを求めることが悪い」と言っているわけではありません。不動産のオーナーとして当たり前のことです。数千万のお金を投資して建てるわけですからね。一刻も早く投資した分を回収しなければなりません。
また賃貸住宅の場合、借りる側も、購入するわけではないのでそこまでシビアに設備や間取りを比べたりしません。どちらかといえば、タイミングだったり、場所的な利便性だったり、そちらのほうが重視されると思います。つまり、賃貸住宅は建物のクオリティがそこまで高くなくても借りてもらえるということです。
賃貸住宅と新築一戸建ての違い
具体例を挙げると、キッチンが違います。
一般的な賃貸住宅のキッチンの横幅は180cm~210cm。それに対して一般的な新築一戸建てのキッチンの横幅は255cm。最大75cmも差が出てくるんです。
この75cmの差が大きく出るのは、キッチンの作業スペース。コンロとシンクの間の部分です。
賃貸住宅に使われる横幅180cmのキッチンだと、作業スペースは大体まな板1枚分くらい。料理するときに、まな板一枚分の作業スペースじゃあ大変ですよね…。切り終わった野菜はどこに置くんだっていう。
他にも賃貸住宅の場合は、収納が狭かったり、部屋数が足りなかったり、部屋が狭かったり…etc
挙げればキリがないと思います。
いかがでしたか?
もしあなたが今住んでいる賃貸住宅に不満を感じているとします。じゃあ別の賃貸住宅に引っ越しすればその不満は解決するかと言うと、おそらく解決しません。
「もっとキッチンの広い賃貸に引っ越したい!」と思っても、貸主(大家さん)は利回りを第一に考えています。そのために建築費を安くしなければならないのに、わざわざ255cmの広いキッチンを選んだりしません。
もし一戸建て並の設備や広さを求めるのであれば、その条件が揃っている賃貸を探すよりも、一戸建てを建てるほうが簡単ですよ。
今住んでいる賃貸住宅に不満を感じているのであれば、一戸建てを検討してみてはいかがですか?
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
丸本