モデルハウスを案内していると、「うわーこのリビング広い!」と言われる方もいらっしゃいますが、「ちょっと狭いかな―」と言われる方もいらっしゃいます。
部屋の広さの感覚ですが、人によってかなりのバラツキがあります。
では、なぜ広さの感覚が違うのでしょうか。
今まで育った環境が原因
あなたは小さい頃、どのような家、どのような部屋で育ちましたか?
アパートで育った方、マンションで育った方、戸建てで育った方それぞれだと思います。
今まで、広い子供部屋、広いリビングで育った方はこれから建てる家も広い部屋のある家を建てようと思われることでしょう。
自分の部屋が6帖だった人は子供部屋は6帖くらいと考える方が多いですし、4.5帖で暮らして、それが普通と思っている方は4.5帖で十分と思われることでしょう。
ここでの違いも、やはりこれまでの自分の経験が1つの基準となっています。
ご夫婦で育った環境が違うので、広さの感覚がズレやすくなってしまいます。
特に、どちらかが田舎の広々とした家で生活された場合、家は広くて当たり前という考えになっているのではないでしょうか。
その場合って、夫婦間でなかなか意見がまとまらないですよね。
部屋の広さの感覚が違う場合の対策
この問題は田舎の土地で育った方が土地は狭くて当たり前の街中に家を建てようとした時に起こりがち。
例えば、50坪の土地に延床40坪の家を建てるのはなかなか難しいです。
駐車場や庭がいらないという場合は可能ですが・・・
かといって、広い土地を買おうと思っても、なかなかそのような土地は見つかりませんし見つかったとしても高額になってしまいます。
そうなると、家の大きさを小さくするしかありません。
「けど、家を小さくするのは嫌だなー」
そんな方は家にこのような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
小屋裏収納
二階の上に小屋裏の収納スペースを設けます。
そうすることで、普段あまり使わない荷物はそのスペースに収納ができ、1,2階の収納スペースを減らして、居住スペースとして活用できます。
屋上の庭
庭がどうしても欲しい!と思われている方はこの方法もいいのではないでしょうか。
屋上に庭のスペースを配置することで、そこに洗濯物を干すこともできますし、バーベキューなどで楽しく空間としても利用できます。
ガレージ
駐車場を取るスペースが無い場合はガレージを付けてみてはどうでしょうか。
ガレージから直接室内に入れるようにすれば、雨の日も濡れることなく室内に入れるのですごく便利ですよね。
このように、今まで住んでいた土地よりも、狭くなっても、間取りの工夫で悩みを解決することができる場合もあります。
モデルハウスを見学して、部屋が狭いなー。けど土地と予算は限られているし。という方はぜひこのような間取りの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
熊本の注文住宅ならシアーズホーム
島田